1954-05-11 第19回国会 参議院 大蔵委員会 第42号
これはまあMSA援助協定の討論の際に我が党の代表が述べておりますので、繰返して申述べる煩を避けたいと思いますが、ここで一点だけはつきりと大蔵委員会関係の我々として申上げておきたいのは、僅かの援助を受けまして、而も完成兵器をもらつて、僅かな援助資金をもらい、これによつて農産物を購入する、そうして域外買付と軍需産業に投資を認められるということになりまして、これは向うの一つの誘い水だ。
これはまあMSA援助協定の討論の際に我が党の代表が述べておりますので、繰返して申述べる煩を避けたいと思いますが、ここで一点だけはつきりと大蔵委員会関係の我々として申上げておきたいのは、僅かの援助を受けまして、而も完成兵器をもらつて、僅かな援助資金をもらい、これによつて農産物を購入する、そうして域外買付と軍需産業に投資を認められるということになりまして、これは向うの一つの誘い水だ。
○国務大臣(岡崎勝男君) ちよつと御質問の趣旨がはつきり私には呑み込めないのですが、この援助を数倍又は数十倍ということでありますが、これは勿論農産物の購入に基くものであつて、農産物の購入の量に比例するものでありますから、国内の状況にも関連があつて、そう幾らでも買つて来るというわけには行かないのであります。
これは単に手数料の収納の方法をかえたという点だけでございまして、これによつて農産物検査関係の財源は手数料収入に限られてしまつたんだというところまで、今回の改正は強い意味を持つたものではないというふうに、私ども考えておるのでございます。
従つて農産物は地域的に非常に危険を伴うのであります。この危険を伴うものを除去して参らなければ、真の経済効果というものは現われて来ない。そういうところから言つて、土地改良事業というものは、分散して工事を進めて行くことか、一番効果が上ることだと私は考えるけれども、大臣はどのような見解を持つておられるか。
アメリカは昨年は非常に豊穰な年であつて、農産物は余つておるのだから、当然日本に対する援助の方法として、相当政治的な手は打てたはずだが、こういうような経過で今日まで来ております。そこで私の伺いたいのは、現在アメリカから輸入しておる小麦の価格はCIF、運賃含みで大体八十五ドルくらいですね。もしそういうことで大きな開きがここに出て来たときには、援助などということには当然ならない。
○並木委員 そうすると五百五十条によつて農産物の協定ができる、その中で五千万ドルのうちで、千万ドルが贈与で、あとの四千万ドルについてはアメリカが日本で積立て円をつくると言つております。その贈与の部分の一千万ドルに対する何らかの協定というものはまだ別にできるのですか。
殆んど全国的でございますが、夏枯れの時期はいつも夏枯れの時期ですが、秋になつて農産物の出廻り、その他いわゆる忙がしいシーズンには入りますが、それでも今年のいわゆる貨車不足という声は、私は昨年或いはその以前よりも非常に深刻なように開いておりますが、その実情を一つ承わりたいと思います。
は、農産物価格の推移を見るに、生産者が零細多数の農家であり、且つ農産物の特性上、出廻り期が一時期に集中し、又需要の変化に即応して生産を調節することが困難であること等の事情によつて、季節により、又、年により、相当な価格の変動を示して、正常な価格水準からも低落するものが起つて、農業生産を不安定にすると共に、農家経済にも影響を与え、延いてはこれら農産物の需要者及び関連産業に対しても累を及ぼす虞れがあつて、農産物価格安定制度
○衆議院議員(足立篤郎君) 正常価格という問題につきましては、長官からもたびたび御答弁がありました通り、時期によつて農産物価格は非常に変動いたしますので、それを年間の需給状態で割出せば或る正常なる価格が見出し得るものを、時期的に非常に数量が余計出廻るというような必然性を持つておりますので波動をいたす、この波動を防ごうという意味は、正常価格という意味の大きな内容をなしておるわけでございます。
先ほど来お話もありました通り一季節的に、或いは年によつて農産物が暴落をするという場合に生産費を償えず、又再生産を行うことができないという事態になつては困りますので、これに対して少くとも最低価格を保障するような、安定するような対策をここで実現いたしたい。
そうすることによつて農産物の価格の安定というものは目的を達するし、同時に農協の再建にもなる、そういうことを私はなぜやらないか、そういう問題は食糧庁の縄張りか何か知らんけれども僣越至極に、食糧庁が「なたね」とか、澱粉の価格安定をやるという僣越なことを考えたり、そうしてあなたたちが省議に望んで、経済局長は結構です、私は言われないと思う、反対しておられると思う。
それのあとを追つて農産物の価格安定法をつくる。かりに価格安定法をつくつてもやはり相互の、需要面において供給面においても、世界的な影響を受けるのについては非常な変動を予想しなければならぬのであります。それと同時に国内における農業政策の相互の間に矛盾があれば、たとえば菜種に一例をとつてみれば、増産し過ぎちやつて急にこれを買わなければならぬ。ところが日本の食糧事情はそんなにたくさんの菜種はいらない。
次に本年度の予算編成の大きな課題として、私は二重米価の問題あわせて農産物価格安定法によりまする澱粉、それからかんしよ切りぼし、菜種等の買上げによつて、農産物価格安定をはかろうとする問題でありますが、これは御承知のように予算のいわゆる最終段階に参つておりまする今日において、農林大臣は二重米価、さらに農産物価格安定法をまず制定いたしまして、これによつてこの重要農産物価格の維持をはかろうとするこの二点に関
それで困つているそういつたものが全部政府の、私どもから言えば、余り当を得ない政策によつて農産物でもその他のものがすべて比較的非常に低位にあるわけであつて、それで困難を来たしているわけでありますから、そういう政策と待つてその離島なり、或いは農村の産業が作つたものが或る一定の値でやつて行けるようにしない限りには、私は駄目だと思う。その観点から言うならば、山村なんかはもう特に今日ひどいわけです。
その救済をすることによつて、農産物の検査法というものについて当然厳格性が失われますよ。その厳格性を失われることは危険だと思う。それならば、こういうふうな農産物の検査法に触れるようなことをしないで、当然それによつて起る負担というものを直接政府が金によつて私は見舞をしたほうがはつきりするじやないかと、こう思うのです。この点どうかというのです。
(理 由) 肥料は農業生産上必須の資材であつて、農産物生産費の主要部分を占め農家経済上重要な負担となつている。又一方、肥料は資源に乏しい我が国に与えられた好個の輸出物資であつて、国家経済上重大な役割を持つている。かような事情から肥料政策の当否は我が国経済上はた又国民経済上極めて切実な影響を及ぼすものである。
従つて今日政府も食糧増産の問題について大きな費用を投じて、これが完遂を期しておるような状態でありまして、ただ増産だけでなく、水産物を以つて農産物に代えて食糧の余剰を作ろうという趣旨から行きますと、この大衆魚に関してはできるだけ価格を安くして、農村その他僻阪の地にこれを提供して始めて食糧の緩和もできるという観点から、戦前の食糧のあり余つた時代とは違うという、歴史の変更によつての考え方を我々は織込ん下おるのであります
そこでこの団体にみずから一つの強力態勢を確立する方法と、一つは政府助成によつて、指導陣はこれにならつて、都道府県、市町村の指導の強化は、やはり助成を以てしなかつたならば、零細化された我が国の農家の経営及び農産物の増収はなかなか困難であると同時に、これとにらみ合つて、農産物の価格の適正化ということを十分に、車の両輪のごとく考えておかなければならん、この点について如何。
それは今まで都道府県條例をつくつて農産物検査を行つておる県、また農産物の種類、あるいは手数料に関連した問題をお調査になつたものがありますれば、至急にひとついただきたい。委員長の方にもそれをお願いいたしたいと思います。
前可決されました砂糖消費税に関してこの法案が提出されておるようでありまするけれども、現在のところ止むを得ないお考えといたしましても、農産物価格には、これを奨励するために、保護するためには、我々は従来農産物は国家補償による維持の主張をして来ておるのでありまするから、その点におきまして、若しこの物品税を廃止をして足らない場合には、国家補償によつて農産物価格を維持するということを主張している我が党といたしましては
併し肥料が増産されて価格が上るということは納得ができない、農家に如何にして安い肥料を供給するかということを掘り下げれば、肥料は農林専管になつて、農産物の生産価格と睨み合せて均衡を得るような肥料価格でなければならないというところに私どもは狙いを付け、それを如何にして実現するか、その実現をするには今が最も新らしい、日本の機構を改草して政策を掲げて、その政策を実行する好時期である、この好時期に対して農林省